【No.11】限定小説


こんばんは!高梨みやびです!
小説の前に軽いお話をします!
最近、テストが終わったんですけど、
通常授業が始まって、
そしたらなんか、急にやる気なくなって
授業中ぼーっとしてたんですよ。笑
そしたら先生に

「おーい、高梨大丈夫かー、
分かんなくてもちゃんと書けよー」

とクラス全員がいる前で言われてしまいました。
昼休みに友達からめちゃくちゃからかわれました笑

ちゃんとしなきゃだね。笑笑

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今日は訳もわからず、とりあえず明日丸一日開けておけと先生に言われた。もしかしてデート??いや、仕事の可能性もある。いっつも説明無しにすぐ決めるからなぁ…。でもとりあえず、おしゃれして行こ〜っと。

「ふふっ、楽しみだなぁ…。」


キラキラ輝く宝石


「ごめんなさい先生!
支度してたら遅くなっちゃって、、」

「……」

「先生?」

もしかして、よくある少女漫画みたいに、可愛すぎて見とれてたとか、言ってくれるのかな…?先生だから有り得ない??いや、有り得るかもしれない…。そういう風に言われた事ないけど。

「このバカ」

「えっ…」

「心配して損した、
忘れてたよ、お前が
ものすごくマイペースだった事。」

「あはは、すいません。」

言ってくれるわけないか…、先生だもん。

「で、今日はどこに行くんですか?」

「いいからついてこい」

「ケチだなぁ…」

「ほら」

先生が手を私に差し出した。ふふ、先生だけど、恋人だもん。甘い言葉はあんまり言ってくれないけど行動にはしてくれる。

「はい♪」

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「せ、先生?」

「ん?」

「ちょっと銀行行ってきていいですか?」

「はぁ?」

「だってここ、絶対高いじゃないですか、
私そんなにもってきてないんで、入る前に銀行に」

「バカ、俺の奢りだ。」

「えっ、悪いですよ、」

「他に金を使うところが
無いんだから別にいいだろ。」

「良くないですよ、先生が
今まで頑張ってきた証じゃないですか、
それに私、彼氏に何かを奢ってもらう
か弱そうな女子じゃないです、
高いものは自分で買います」

「はぁ、いいから黙っとけ、その口塞ぐぞ。」

「………は、はい」

その言葉に照れてしまって、言われるがまま、お店に入った。やっぱり高級…。私とは住む世界が違うなぁ…、ご褒美に年に一度行くくらいはできるけど、こんなすんなり入れるところじゃない。そもそも、鹿児島のド田舎出身なんだもん、これはビックリする。

「凄いですね…」

「そうか?」

「だって、私こんなの作れませんもん。」

「でも俺は七瀬の料理の方が口に合う」

「…ほんとですか?」

「あの潰れたおにぎりまた作ってくれ」

「あ、あれは、私じゃなくて、、」

「七瀬」

「……はい?」

「一緒に暮らそう」

「………え?」

「結婚してください」

指輪だ…、キラキラ輝いている。ダイアモンドを、誰かに買ってもらわず、自分で買えるような、凄い強い女の子に小さい頃から憧れていた。でも、愛してる人から貰うプレゼントは、別腹みたいなもので…、とっても幸せだ。

「はい」



高梨みやびofficialサイト

2020.5.21.スタート

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