限定小説【No.2】

2回連続恋つづ二次創作です!
新蘭・ほだひなファンの人すいません!
次はどちらかにしますっ

今日は電車でのお話です!
先生の独占欲が凄いですよ〜笑
是非是非見てください!

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「はぁ、映画面白かったですねぇ」

「ほんと好きだよな、ああいう
ロマンチックな映画」

「えへへ、だって
キュンキュンするじゃないですか。
主人公の男の子かっこよかったし。」

「……」

「せんせー?」

「いや、何でもない。」

電車

「あ…」

「……」

「……」

「何で起こさないんだよ」

「気持ちよさそうに眠ってますし、
起こすの悪いかなって。」

「じゃあ俺と席変われ」

「そんな事したら起きちゃいますよ?」

七瀬の隣の席に座る男は眠っていて、頭を七瀬の肩に乗っけている。ムカつく、その七瀬の肩は俺のだ。でもそんな事で、嫉妬してるなんて知ったら、七瀬は笑うんだろうな。

「…でも次の駅で降りるだろ
どっちにしろ起こさなきゃいけない。」

「じゃあそれまでこうしてます」

「はぁ?」

その男は七瀬の肩に頭を乗せているだけではない、どんどんとズレてきてる…。そしたら絶対七瀬の胸に当たるだろ、そんなの許せるはずがない。

「…ムカつく」

「えっ、せんせい?」

「今日は最悪の1日だ、
映画の主人公がカッコイイとか言うし、
その男を起こさないし、」

「……先生もしかして、嫉妬?」

「違う」

「いやそうですよねっ、
それ以外ないですよねっ」

「……」

「ふふふ、そっかぁー。」

何呑気に嬉しがってるんだよ、確かに嫉妬してる。だって好きな女に寄っかかってんだぞ。もうムカつくという感情以外何も出てこない。早くこのまま駅につけ、胸だけは回避したい。

『この先、電車が揺れます
ご注意ください』

このタイミングで…、神というものがあるのならぶん殴ってる。なぜ不幸ばかり俺に降り掛かってくるんだ。

「……あっ、ごめんなさいっ」

「い、いえ、」

「本当にごめんなさい、
どのくらい寄りかかってました?
重かったですよね?」

「5分前くらいなので大丈夫ですよ」

「本当にすいません…
何かお詫びをさせてください」

そう男が言った瞬間、俺はそいつを睨んだ、絶対こいつ、七瀬が可愛いからお詫びなんて言ったんだろ。普通お詫びなんて飴1つ渡せばよくないか??しかも大人だし。

「七瀬、もう駅だ」

「あ、はい、
とにかくお詫びなんて結構ですから、」

「本当にごめんなさい…」
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「まさか先生が嫉妬するとはね〜」

「うるさい」

「ねぇ、ごめんなさい先生
今日は沢山構ってあげますから。」

「子供扱いするな」

「してませんよっ」

「……じゃあ今夜は寝れると思うな、
沢山七瀬に構ってもらおう」

「えっ……」
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以上になります!
どうでしたか?キュンキュンしてもらえました?

高梨みやびofficialサイト

2020.5.21.スタート

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